心のブロックをたった5分で解放!失敗を力に変える思考法と実践法を解説

自己啓発革命

「仕事で取返しのつかない失敗をしてしまった」「職場にどうしても苦手な同僚がいて出勤するのが億劫になっている」「家族の中でいつも責められていて居場所がない」―ーもしかしたら、あなたはこんな悩みで落ち込んでいるのかもしれません。

「自分なんかどうせ」と自棄になったり、「何のために生きているんだろう」と人生そのものに疲れてしまっているのかもしれません。それでも、この記事を読んでいるということは、「今の現状を何とか変えたい」という気持ちが、心のどこかにあるのでしょう。

この記事を読むことで、どうすれば今の自分の悩みを解決するために一歩を踏み出すことができるのか?そのための具体的な方法を知ることができます。

私たちの心の中には、自覚しているかしていないかに関わらず、さまざまなブロックが存在しています。それは過去の失敗やトラウマ、周囲の評価への過度な気配りなど、多岐にわたる要因から形成されるものです。

しかし、この心のブロックを克服し、失敗を新たな力に変えることは可能です。そのための思考法と実践方法を紹介していきましょう。

心のブロックを解放する:失敗を力に変える思考法と実践方法

  1. 自分自身との対話を大切にする
    自分の心の声に耳を傾けることは、ブロックを解放する第一歩です。日常の忙しさに追われ、自分の本当の気持ちや考えを見失ってしまうことは少なくありません。そんなときは、1日の終わりに5分間だけ自分の心と向き合い、その日の感じたことや思ったことを紙に書き出してみると良いでしょう。
  2. 失敗を経験と捉える
    失敗は決してネガティブなものではありません。むしろ、それは新しい経験や学びの場です。失敗したと感じたとき、まずその経験から何を学べるかを考えます。それを糧に、次に活かす方法を模索することで、失敗を力に変えることができます。
  3. 他者の意見を参考にするが、依存しない
    周りの人々の意見や評価は、自分の視野を広げるための参考の一つです。しかし、それに固執しすぎると、自分の心の声が聞こえなくなってしまいます。他者の意見を受け入れつつも、最終的な判断は自分自身で下すことが大切です。
  4. 行動する勇気を持つ
    心のブロックを解放する最も確実な方法は、実際に行動に移すことです。恐れや不安にとらわれず、一歩を踏み出すことで、新しい経験や発見が待っています。失敗を恐れず、挑戦することで、心のブロックは自然と解放されていくでしょう。

    心のブロックを解放し、失敗を力に変えるためには、自分自身を信じ、行動する勇気を持つことが最も重要です。過去の経験や失敗を肩に背負い続けるのではなく、それを糧にして前に進む姿勢を持つことで、新しい自分を発見することができるでしょう。

日常の中の自己啓発:5分でできる毎日の習慣とその効果

さきほど、「自分自身と対話することを大切にする」ということを書きました。実は、ここにこそ、自己啓発の本来の目的と役割があります。先人がたどった歩みや思想にふれたり、心理学を学んだりするのも、人間が幸せになるためには、どういう考えや行動が必要なのかを知り、それを自分の生活のすみずみに生かす術を身に着けることが大切なのです。

従来自己啓発は、セミナーに足を運んで何時間も講師の話を聞いたり、あるいは膨大な時間をかけてのプログラムを受講したりすることで、その目的が達成できると思われてきました。

もちろん、じっくり時間をかけ体系的なプログラムに沿って学び実践することは大切なことです。しかし、必ずしも多くの時間や特別な場所が必要というわけではありません。私が「自己啓発革命」と銘打つ理由もそこにあります。

時間をかけなくても、日常生活の中で、たった5分を有効に活用することで、自分自身を高めていくことは可能です。以下に、5分でできる簡単な習慣と、それによって得られる効果について紹介します。

朝の感謝の瞬間、深呼吸の5分、一日一冊の言葉、5分の瞑想

朝の感謝の瞬間

朝目覚めたとき、今日が「何月何日の朝」と即座に答えられる人は意外と少ないと言われています。直前まで夢をみていたりしたら、目覚めた瞬間が夢か現実か、とっさに区別がつかないなんてこともあるかもしれません。

朝、自宅で目覚めたとすれば、「〇月〇日の朝、自宅で今日も目覚めることができました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを持ちましょう。

効果:昨日とは違う新しい一日がスタートするとリフレッシュできる。脳を一気に覚醒させる。

深呼吸の5分

仕事や家事の合間、5分間だけ深呼吸を実践することで、心と体をリセットすることができます。呼吸を意識することで、日常の喧騒から一時的に距離を置き、自分自身を落ち着かせることができます。
効果: ストレスの軽減、集中力の向上、リフレッシュ感の獲得。

1日1冊の言葉

毎日、好きな本や名言集から1つの言葉を選び、それをメモにとってみましょう。その言葉を日々の行動の中で意識することで、新たな視点や考え方を身につけることができます。
効果: 視野の拡大、日常に新たな刺激や発見が増える。

5分の瞑想

一日の終わりに、静かな場所で5分間だけ瞑想をすることで、心の中を整理する時間を持つことができます。呼吸に意識を集中し、その日の出来事や感じたことを振り返ります。

効果: 睡眠の質の向上、日常のストレスの緩和、自分自身の感情や考えに気づくことができる。総じて、これらの5分間の習慣は、日常生活の中で自己啓発を意識し、自分自身を高めていくための助けとなります。忙しい日常の中でも、5分間を有効に活用することで、より良い自分を目指すことができるでしょう。毎日の習慣として取り入れ、その効果を実感してみてください。

「5分だけ自己啓発法」によりどん底から這い上がれた:筆者の体験談

私は48歳の時に、突然仕事をうしない、生活の糧を奪われました。
公務員的な生活だったので、毎月定期的にお金が入らなくなるという現実を目の当たりにしたときに、文字通り、絶望感にさいなまれました。メンタルをやられてしまったこともあり、1年近く、家からほとんど出られない状況となりました。当時は、とにかく自分から仕事を奪った人たちを恨み、不甲斐ない自分を責め続けました。

しかし、家に引きこもってから1年が経ったころでしょうか。共働きだったため妻におんぶにだっこの状況だった現状を変えなければ、このまま自分の人生は終わってしまうと追い詰められた私は、あれこれと今を憂いこの先の人生を思い悩むよりも、まずは外に出よう。体を動かし行動しよう、具体的なプランがなくても、まずは動くことで変化を実感していこう、と思うようにしました。

布団の中で「きょうは、何月何日?今日の気分は○○です」をつぶやくようにした。

一番最初にやったことは、これです。今日の日付をいって、朝の自分の気分を「今日はさわやかな気持ちです」「今日は、少し頭が痛いです」などと、言葉にするようにしました。

深呼吸をくりかえした

そのあとに、息を思いきりはいて、そのあと吸い込む、深呼吸をやりました。時間にして1分ほどです。最初はこの2つだけで精一杯でした。この2つができるようになったところで、瞑想を取り入れました。3分くらいの短い時間です。これで、5分になります。

布団の中で瞑想して、とにかく心を穏やかにした

瞑想はうまくやろうとすると失敗します。無の境地になるんだ、とかやり始めたのですが、雑念がわいたりとか、睡眠時間が短かったりしたら、そのまま二度寝してしまう、みたいなこともありました。


 それでも、1か月ほど、続けていくと、まず変化が生まれたのが、目覚めがすっきりして、一日のスタートをきれるようになったことでした。朝しっかり起きられると食事もしっかりとれるし、家族との会話も生まれる。社会から隔離され、孤立した気分だった自分が、再び社会の一員として受け入れられるかもしれないと思えるようになったのです。

ノートにやったこと、やりたこと、を書き込んだ

そこから、自分がやったことは、ノートに自分がやりたいことを、具体的に書いていきました。
とかくやりがちなのが、「自己分析」といって自分が失敗してきた道を思考のなかで再びたどる作業です。

これは、一見、マイナスの部分にもしっかり目を向けて逃げない、という意味で重要な自己分析の作業のようですが、私の場合は、「なりたい自分」「やりたいこと」を具体的に描くことで、「失敗したあの時の自分を乗り越えよう」と過去のダメだった自分も前向きに受け止めるようにしました。

前向きに解決するなかで、過去の自分のダメなところにも向き合うという姿勢です。
以上のように「5分間自己啓発法」となりたい自分を具体的にメモしていく作業によって、引きこもっていた生活から抜け出して、いまでは仕事を失った時のお給料を上回るまで働いて稼ぐことができるようになりました。

まとめ

 いかがだったでしょうか?人間は誰でも悩むことで、行動にブレーキがかかってしまうことが多々あります。大事なことは、「悩み」や「課題」は、あれこれと考えるだけでは、解決しないというシンプルな事実です。


 どんなに小さな行動でも解決に向けて足を踏み出すことが大切です。
 毎日、わずか5分だけでも自分自身を見つめて、「次の一歩」をどう踏み出すのかを考え行動に移す、その繰り返しを毎日続けてみてください。気づいたときには大きな変化をもたらしていることに気づくはずです。

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